勉強の裏技 39

【保護者の方の覚悟】

今の時代、毎日外でお友達と遊ぶ子は少数派になってしまいました。 すべての曜日に習い事を入れ、フリーな日はほとんどありません。 実に様々な習い事があり、どれも魅力的です。小さなころは自分自身の好みや適性がわからないので、とにかくいろいろなことを習わせてみます。 

 しかしいつまでもすべてを続けることはできないので、どうしても何かを減らさなくてはいけません。 「何を選ぶか」は、本当に難しい事です。 限られた予算の中で何にお金を使うか何に力を入れるのか、「これが絶対に正解」と断言できるものはひとつもありません。 保護者の方が良かれと思ってすすめても、あまりお子様に合っていないものもあります。 逆にお子様が続けたいと思っても、保護者の方が反対する場合もあります。 

 人生は長い。子育ても長い長い道のりです。 「これがベストだ」と思っていても「何かちがうかもしれない」と感じたら、勇気をもって軌道修正することが必要なのではないでしょうか?
子育ては植物を育てることに似ています。 今を盛りと咲いている花も、1年間ずっと地道に花が咲く前の準備期間を経てようやく素敵な姿を見せてくれるのです。 お子様の素敵な成長のために、目先の華やかさには惑わされず地道に栄養を与えてあげてください。 もちろん、すべての基本は勉強です。