勉強の裏技 104「受験との向き合い方」

毎年受験生を送り出しています。受験生や保護者の方のお気持ちはよくわかります。

「受験直前になったら、きっと不安になるだろうな…」と漠然と感じているかもしれませんが、実は受験はとても長い道のりなのです。

受験は学校の定期テストのように一夜漬けでどうにかなるという世界ではありません。中学受験、高校受験、大学受験とどれもほぼ3年分の内容から出題されます。

軽く考えていたら、とても太刀打ちできません。

最近の傾向で「厄介だな…」と感じるのは、友達同士で「勉強なんで、しないよな」と言い合ったり、そうした空気感を作り出すということです。

実は「勉強なんで、しないよな」と言いながら陰では一所懸命勉強している子と、「みんなが勉強していないんだから、まだ大丈夫でしょ」と本当に勉強しない子に分かれます。

みんなの言う通り「勉強しなくても何とかなるでしょ」というのは、受験では全く通用しません。

友達から浮きたくないのならば、みんなの前では「そうだよ、勉強なんて、してないよ」と話を合わせつつ、家ではしっかり自分の勉強を進めましょう。

本当は勉強はおもしろいものなのです。知らないことを知ったり、本当にその知識や技術を使いこなせるようになるということはとても自分のためになります。

みんなで「勉強なんて、しないよな」と言い合うのはとても悲しいことですが、空気に逆らえないというのもよくわかるので仕方がありません。

ひざくら学習塾で本当の勉強のおもしろさや大切さを知った子たちは、人間的にもとても大きく成長します。

目先のことだけでなく、10年後の自分がどうなっているかを考えながら勉強や受験のことを考えていきましょう。