勉強の裏技 111「目先の判断で大きな失敗をする」

最近、物事を簡単に考える人が増えているように感じます。自分の行動が、あとでどんなことになるのか深く考えずに行動する。簡単に闇バイトに手を出したり、軽い気持ちで違法行為に手を出すといった重いことから、周りに合わせて相手が傷つくようなことをノリでする、大切な判断を軽く決めてしまうなど日常生活のちょっとしたことまで、様々な場面で見受けられます。

今は物事がものすごく早く進む時代です。スマホの情報はどんどんスクロールしていらない要素を切り捨てていきます。「好き」「嫌い」とか「おもしろい」「おもしろくない」の判断を瞬時にします。

それが当たり前なので、重要なことも簡単に判断してしまうのかもしれません。

私は自分の子供たちを育てる時に、とても大切にしてきたことがあります。それは、「命にかかわること」と「人として大切なこと」に関して間違ったことをしてしまったときは、その場で強くしかるということです。警察犬の訓練士をしていた叔父が犬を育てる時に「悪いことをしてしまったら、その場で強くしかる」と常日頃から言っていたからです。

「しかろうかな? どうしようかな?」と迷っていると、小さい子やペットたちはすぐに自分がやったことを忘れてしまいます。忘れてしまう前に、すぐにその場でしかるということが重要なのです。

今の大人たちは子供に対してとてもやさしく、あまり強くしからないように見えます。逆にしかりすぎて、子供たちが耳や心を閉ざしてしまうというケースもあります。

ちょうどいい具合にしかるのはとても難しいことですが、決してできないことではありません。「ほめて育てる」ことも大切なのですが、人として大切なことはしっかりしかる。ピリッとスパイスがきいた素敵な子育てをする大人が増えていくと、このスピードの時代でも短絡的な思考をして取り返しのつかないことをしでかしてしまう子が減っていくのではないでしょうか?

目先の判断で大きな失敗をしないために、いろいろなことの基礎を勉強をしていくのです。