勉強のカラクリ 43「親の思い 子の思い」

「親の心子知らず この心親知らず」と言いますが、本当にそうだなぁと思います。

親は自分の経験や失敗したことの反省からいろいろアドバイスをしますが、子供は「うるさいなぁ」と思うだけで、全く心に響きません。

子供はやりたいことを思いっきりしたいのですが、親は自分が子供だったころに同じような感じだったことをすっかり忘れています。

「親の心子知らず」という言葉は、源義経のお話「義経記(ぎけいき)」の中で初めて出てきたとされています。その後も仏教説話を集めた「発心集(ほっしんしゅう)」の中などにも同じようなエピソードがみられます。

昔から親子のすれ違いは続いていたんですね。

私が今まで生きてきた中で一番大きな転換点は、子供が生まれたことです。本や映画、ドラマや漫画などで親子の関係ってこんなもんだろうな、と思っていたことがどれほど甘かったかを思い知らされました。

よく「親にならないと、本当に親の気持ちはわからない」といいますが、まったくその通りだと思います。

今の子達は「コスパ」「タイパ」優先なので、結婚も子供もいらないという人が増えていますが、せっかく生きているんだから、こんな劇的な変化を経験しないなんて本当にもったいと思いませんか?

受験に関して重要なことは、保護者の方はなるべく自分の感情を入れず、最新情報を冷静に伝えてあげる。子供は「自分がどうしたいか」を考えながら情報をたくさん集める。

いずれの場合もネットの情報をうのみにせず、自分の足で実際に学校を訪れて情報収集することが大切です。自分の目で見て耳で聞いたことの中には、ネットよりもはるかに多くの有意義な情報があります。