勉強の裏技 74
【正解は、どこにもない】
我が子のために、何が一番いいのかといろいろ探し回る親御さんは多いと思います。
しかし、どんな物事も「これが正解」という明確な答えは存在しません。
「よかれ」と思って選んだことがあまり良くなかったということもあるし、「これはない」と否定していたことが逆にとても良いことだったということもあります。
何が正しい答えなのかは、誰にもわからないのです。
ただ、「正解」がないからとあきらめるのではなく、できるだけよい道を選べるよう努力することは大切です。
まず第一に、「最新情報を調べる」 第二に、「その情報が信頼できるものなのかどうか判断できるようになるために、基礎学力をつける」
この2点がとても大切です。
いろいろな人たちを見ていると、あきらかにまちがった道に誘導されているのに、何の疑問もなく簡単について行ってしまう人たちがいます。
どうでもいいことならばいいのですが、その後の自分の人生に重要な影響を与えることに対しても、割と簡単にお誘いにのってしまいます。
人間なので、まちがった選択をしてしまうこともあると思いますが、「まちがいだった」と気がついても修正しようとする勇気がありません。
「勉強したって、何の役にも立たない」という人は多いのですが、勉強とは「より良く生きるための基礎体力作り」です。
「どういう意味だよ⁉」と反発するヒマがあったら、すべての教科をコツコツと学んでいきましょう。
どうして人類の長い歴史で人間がこれらの教科を学び続けているのかは、それが人類の発展のために必要不可欠だったからと言えるでしょう。
いらない教科だったら、早々になくなっていると思いませんか?
文句ばかり言わず、すべての教科を地道に学んでいきましょう。