勉強の裏技 75

【「まちがえない」人はどこにもいない】
常に「完璧」で、ひとつもまちがったことをしたことがない人などこの世には存在しません。
自分のまちがえは置いておいて、他人のまちがいばかり厳しく攻め立てる人は「パワハラ」「モラハラ」「カスハラ」などと言われるようになりました。
「気を付けていてもまちがえてしまうことはどうしてもあるので、起きてしまったミスに対してはお互い思いやりを持って冷静に対処していきましょう」という時代になってきたんだなぁととてもうれしく思います。
いまだにびっくりするようなクレームを店員さんにぶつけている人を見かけることがありますが、そういった人たちがどんどん肩身の狭い感じになって、不条理なクレームがもっと減っていったらいいのになぁと思います。
さて、もしも自分が「まちがったことをしてしまった」と気づいたときは、どうしたらいいのでしょう?
他人に対して「まちがったことをしてしまった」時は、すぐに心から謝りましょう。相手によってその謝罪をどう受け取るのかは千差万別ですが、こじらせないためにも「すぐに謝る」ということは必須です。
「自分は悪くない」と意地になったり、「相手が怖い」などと時間をかけてしまうのはもっともよくありません。
まず誤ってから、その後の対応を考えましょう。
進路や就職など、自分自身のことで「まちがったことをしてしまった」と感じたときは、どうしたらいいのでしょう?
自分の中で考えているだけでは同じところをぐるぐる回ってしまうだけなので、なかなか良い解決策が見つかりません。
周りの信頼できる人に相談してみましょう。いろいろな考え方の人がいるので、できれば何人かに相談できるといいですね。
いろいろ話を聞いたうえでよく考えてみましょう。
「まちがったことをしてしまった」から、もうどうにもならないんだとあきらめないでください。
生きていれば何とかなります。頼れるときは周りに頼りながら、その時々でより良い道を探していきましょう。