勉強のカラクリ 20

【2025年 大学入試】

先日開催された教育開発出版株式会社のセミナーは、大変興味深いものでした。

今年の高校2年生から教科書の内容がガラッと変わりましたが、それを受けて大学入学共通テストの内容も大きく変わります。

以下、国語の試作問題です。

まず、国語なのに横書きなのが驚きです。まるで理科や社会、数学のような問題ですが、れっきとした国語の問題です。

「自分の主張のためにどのデータを活用させるのか?」が問われる内容になっています。

国語と英語両方とも新共通テスト傾向は同じ感じです。
 

これまで何度も話題に出していますが、数学の問題の文字数が激増しています。設定が長すぎて、頭を合わせるのが面倒になってしまいます。設定を飲み込めば式自体簡単なものなのですが、まるで漫画や小説で長い設定を読まされ、結局言いたいことはとても薄い作品を読んだ時のような気がします。

私立大学の傾向はあまり変わらないので、共通テストを無視すれば、今までの勉強法で大丈夫だと思います。

また、数回行われた共通テストの傾向を見ると、「類題は出さない」という事が読み取れます。という事は同じパターンを勉強しても出てこないので過去問をひたすら解く勉強方法が通用しなくなってしまいます。

いずれにしても共通テストの傾向は、各都道府県の高校入試、中学受験などにも大きく影響を与えます。

常に最新情報をゲットして、新傾向に対応できるようにしていきましょう。

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