勉強のカラクリ 17

【その子に合った学校】

日本は個人が教育にお金をかけないと、良い教育が受けられない国です。

よく「教育にはお金をかけたくない」とか、節約術で「真っ先に削るべきは教育費」などという言葉を見かけると悲しくなります。

限られたお金を何に使うのかはそのご家庭次第ですが、子供の将来のためにお金をかけたあげるのはとても大切なことです。

ストレスに満ちあふれた社会なので、みんな何とかしてストレス解消をしようとします。おいしいものを食べたり、素敵なお洋服を買ったり、推しのためにお金を使ったり…

目の前のストレスに対処するのも大事なのですが、もっと先々のことを考えて教育のためにお金をかけてあげませんか?

私立は公立よりもお金がかかる分、何かあった時よりていねいに対応してくれます。

いじめや不登校に対する姿勢もしっかりしている印象があります。

「どの学校に進んでも大丈夫」というたくましいお子さんだったらよいのですが、「お金をかけたくない」とケチってしまったために過酷な学校に入り、つらい思いをしているお子さんを見ると悲しくなります。

低所得のご家庭には救済措置があるのですが、何とか生活できるレベルのご家庭には十分な補助が出ません。そうなるとどうしても限られたお金をどう使っていくのかが課題となります。

目の前ためだけでなく、ぜひお子さんの将来のためにお金を有効に使ってあげて下さい。