勉強のカラクリ 23「大学入試・神奈川大学給費生試験」

大学入試は「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の割合が大きくなってきたとはいえ、まだまだ一般入試の人もたくさんいます。

12月になると各予備校の模試の数もぐっと減ります。神奈川県の大学受験生は、「神奈川大学給費生試験」を受ける人たちがたくさんいます。この入試は12月に実施されるので、実際に進学するしないにかかわらず、練習のために受ける人たちが多いです。

ひざくら学習塾の受験生も「神奈川大学給費生試験」を受ける人の割合が高いですが、実感として偏差値の高い大学を狙う人たちが合格するパターンが多い印象です。

神奈川大学給費生に合格しても、偏差値の高い大学に合格すると神奈川大学に進学しない人が多数いるため、本気で合格したいと考えている偏差値ボーダーラインの人達には難しい試験になってしまっています。

「給費生試験」とは神奈川大学独自の奨学金制度として1933年から実施されています。

給費生で合格できなくても、一般入試合格者と同じかそれ以上の学力があると認められた場合は一般入試を免除して入学が許可されます。

素晴らしい制度なので、本当に神奈川大学で学びたい人たちが合格できるといいですね。